二次調査について【立島】
ようこそ、SLIFE.DESIGNのホームページへ!
セーフティーライフ大規模修繕事業部SLIFE.DESIGNの立島です。
本日は、二次調査についての内容をお届けしたいと思います。
私どもエスライフデザインでは、建物診断(現地調査)を2回行います。
まずは、お問合せを頂いた場合、劣化診断書や見積りを作成するための現地調査。
劣化箇所の写真を撮ったり、見積りに必要な各所の計測などをします。
そして、足場架設後に改めて二次調査を行います。
建物の構造にもよりますが、2階以上の高所や屋上など、足場が架かってからでないとしっかりと見れない箇所があるからです。
一般的に外壁のひび割れや塗膜の劣化は、低い所よりも高いところのほうが多いと言われています。
東西南北、日当たりや湿気などでも変わってきます。
1回目の現地調査時に見る事ができなかった箇所も含め、補修が必要な箇所を足場架設後に改めて確認して回るのです。
こちらは築30年程のRC造4階建てマンションです。
まずは打診棒を使い全体をくまなく回ります。
棒を軽く持ち、上下左右に大きく転がすと、その反響音によって塗膜やタイルの浮きや爆裂箇所などを発見することができます。
こちらは2階のベランダです。
上から見るとタイルが浮いて隙間ができていることがよく分かりますね。
こちらは階段天井の角部分です。
一見、ただのひび割れに見えますが実際に触ってみると簡単にボロボロと崩れました。
躯体の中にある鉄が錆びて膨張、コンクリートが爆裂している状態です。
このくらいのサイズとはいえコンクリートの塊です。
もし居住者の方が階段を通行中に落ちていたら…
怪我をしてしまう可能性も考えられます。
こちらは3階角部屋のベランダです。
写真で右端に見切れているのがベランダに出入りするサッシです。
このちょうど角にあたる部分も浮きが確認されました。
ハンマーで軽く叩いてみると、ごっそりコンクリート片が取れてしまいました。
1センチ以上の厚みがあり、分割しても重みを感じるほどのサイズ感!
かろうじて壁にくっついていただけという状態でした。
自然落下する前に発見できてよかったです。
このような浮きや爆裂部以外にも、屋根や屋上防水の状態、笠木のジョイント部、高所のシーリングの状態、樋やパイプ類の状態など、建物全体を改めてしっかりと見て回ります。
最初の現地調査の段階で、これまでの経験値などからおおよその予想に基づき補修計画や修繕計画を立てますが、より詳しく補修箇所や方法を確認し検討するというタイミングが、この二次調査となります。
補修方法や作業の様子についてはまた次回のブログでご説明します。
本日もお読みいただきありがとうございました!
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