大規模修繕工事と季節の関係｜名古屋市の大規模修繕はセーフティーライフへ
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セーフティーライフ大規模修繕事業部SLIFE.DESIGNの立島です。
本日は、大規模修繕工事と施工する季節についての内容です。
アパートマンションの大規模修繕を検討されているオーナー様から
工事の時期（季節）がいつが良いか？とご質問をいただくことがあります。
足場がかかり、業者が出入りする大規模修繕工事。
アパートマンションの規模やどんな工事を行うかにもよりますが
およそ1ケ月～3ケ月4ケ月かかる場合もあります。
入居者への負担、ストレスを少しでも軽減するには、施工の時期をよく検討する必要があります。
それぞれの季節によってのメリット・デメリットをご紹介していきます。
【春】の大規模修繕
真夏や真冬といった極端な気候ではない春は、大規模修繕にも人気のシーズンです。
温暖な日が続けば、補修や塗装などの工事について施工品質を確保しやすく
スムーズに工事が進んでいけば工期が延びることなく完工できます。
注意する点としては、春は引っ越しも多いシーズンでもあるため、
工期中にお部屋の入退居が発生した場合、荷物の搬出入に足場や作業が干渉してしまう可能性があります。
また、足場や工事車両の影響で、引っ越しのトラックが敷地内に停めにくい問題も考えられます。
予め入退居の予定が分かっている場合は、可能な限りそのタイミングをさけて工事を段取りしたほうがベターです。
【夏】の大規模修繕
大規模修繕工事期間中は、窓の開閉ができません。
塗料の飛散を防ぐなどの目的で、窓にはビニール養生を行うためです。
また、ベランダ床の防水塗装を行う場合、一時的にエアコンの使用を控えていただく時間が発生する可能性があります。
ファミリー向けのアパート・マンションの場合、お子様の夏休み期間と工事期間が重なってしまうと
万が一、足場など資材で思わぬ怪我をしてしまう懸念があったり
お盆など留守宅が増える時期なので、足場をつたって侵入するリスクもあり防犯上の注意が必要です。
メリットとしては、気温が高いため塗料の乾燥が早く、雨さえ降らなければスムーズに塗装作業を進めることができるため、窓が開けられないなどの日数を短縮することが期待できます。
そして他のシーズンに比べて大規模修繕工事の依頼が多くないぶん、相場よりもコストをおさえて大規模修繕を行える可能性もあります。
【秋】の大規模修繕
秋も春と同様に大規模修繕工事の人気シーズンです。
極端な気候の夏や冬と比べ、春や秋の工期は早い者勝ちとなります。
また、台風や秋の長雨など天候によって工期が延長となるケースがある点がデメリットといえるでしょう。
【冬】の大規模修繕
冬の大規模修繕工事も夏と同様に依頼数が少ないため、コストを抑えるプランを業者と交渉できるのはメリットといえますが、
気温が低すぎたり雪が降ってしまうと工事がストップしてしまう可能性があります。
年末年始に足場がかかっている場合は、防犯面での配慮も必要になるため、24時間録画の防犯カメラや施錠扉などで対策をしましょう。
大規模修繕を行う季節によって、それぞれメリットとデメリットが異なります。
入居者に配慮し、失敗しない大規模修繕工事を行うためには、業者選定や修繕ポイントと同様に、慎重に季節も選択する必要があります。
コストや質など、重視するポイントによってもおすすめの季節は変わってくるため、状況にあわせて管理会社や施工業者としっかり相談をして決めるようにしましょう。
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