マンションの外壁塗装について②【立島】
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セーフティーライフ大規模修繕事業部SLIFE.DESIGNの立島です。
今回の記事は、マンションの外壁塗装についての内容 “その②” です。
①をまだご覧になっていない方はこちらから → マンションの外壁塗装について①
今回は、外壁塗装による建物の耐久性の向上について解説致します。
建物の耐久性を高める(耐久性の向上)
外壁塗装の目的は、美観を高める=見た目をよくするだけではありません。
外壁塗装には、外装の保護機能を回復するという非常に重要な目的があります。
中でも重要なポイントは2つです。
新しい塗装で保護機能を高める
塗料は、美しい色だけではなく、外壁の保護機能も持ち併せています。
塗装にまつわる主な保護機能には、
耐候性…紫外線や雨による建物本体へのダメージを抑える
防汚性…汚れが付着しにくくなる
防水性…建物本体、外壁下地への浸水を防ぐ
遮熱性…太陽熱を反射し、室内の温度上昇を抑制する
断熱性…室内の暖かい空気が屋外に逃げにくくなる
などがあります。
戸建てもそうですが、アパートやマンションでも大規模な塗装をそう頻繁に行うわけではありません。
そのため耐久年数とコストのバランスを見て、シリコン塗料など比較的グレードの高い塗料が使われる傾向にあります。
シリコン塗料の次にグレードが高いウレタン塗料もアパートやマンションの外壁塗装ではポピュラーな塗料ですが、約10年程度で耐用年数を迎える恐れがあります。
(新築のアパートやマンションは、大体このウレタン塗料で塗装されていることが多いようです)
収支計画や長期修繕計画をもとに、次回の外壁塗装を何年後に行うか、それまで何年くらい塗料を持たせたいかを考え、塗料のランクも検討する必要があります。
なお、マンションの大規模修繕工事は、国交省のガイダンスに基づき約12年に1度を目安に行うことが推奨されています。
外装の防水効果を高める
マンションの外壁には、RC造やALC(軽量気泡コンクリート)パネルの上に吹き付けタイル仕上げで施工されたものが多くあります。
吹き付けタイル仕上げとは、タイル風に塗料を吹き付けて作る外壁のことです。
吹き付けタイル仕上げの外壁は、塗料にひび割れ(クラック)が起きて、隙間から浸水することがあるため、約10年に1度のひび割れ補修、再塗装が必要です。
ひび割れを放置していると、隙間から雨水などが浸入して、塗膜の膨れなどの劣化症状に繋がります。
水分により躯体の鉄骨や外壁材そのものが傷んでしまう原因にもなるため、塗膜の保護機能は重要といえます。
また、3~5階建てなど低層のマンションは、外壁表面に本物のタイル材が貼られているタイプも多いですよね。
タイル材は、劣化すると浮きや剥がれが生じ、防水性能が低下してしまうため、外壁を塗装する際にタイル材の張替えや浮いている箇所の補修が必要です。
(浮いているかどうかは、劣化診断時に打診調査を行ったりします)
また、タイルの種類によっては撥水材塗料を塗布することもあります。
大規模修繕の外壁塗装とは、見た目だけでなく、建物の耐久性の向上にも大きく関わっています。
入居者様に長く快適に住み続けてもらうことが、継続的な家賃収入に繋がります。
大規模修繕の塗装を検討される際は、耐久性にも注目してみてくださいね。
本日もお読みいただきありがとうございました!
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